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第1話冒頭の試し読みレビュー
ニュースを任されるはずだった朱亜。ところが告げられたのは、地方番組「田舎に行こう」の続投だった。『アナウンサーのお姉さん』は、テレビ局での期待と現実のずれを、気まずい会話から見せてくる作品だ。
笑顔より、言いよどむ顔が気になる
第1話の導入で目を引いたのは、説明する男性が汗を浮かべ、視線をそらすコマだ。朱亜の強い驚きのあとに、言葉を濁す顔が挟まる。事情を長々と説明する前から、約束どおりには進まない空気が伝わる。この間の置き方がうまい。
朱亜がニュース担当の約束を持ち出す一方、別の女性は自分が担当することになったと告げる。同じ話をしているのに、朱亜は目を見開き、相手はやわらかな表情で謝る。この温度差が、担当が入れ替わる場面の居心地の悪さを際立たせている。
出世の話を、人の顔から読ませる導入
大きなテレビ局の外観から始まり、そのあとに困った顔、驚く顔へと視線が移る。舞台の華やかさを見せた直後に個人の不満へ寄るので、導入から朱亜の立場に引き込まれた。人物同士の駆け引きや、表向きの言葉と表情のずれを読むのが好きな人には、この入口の作り方が面白い。
番組名や担当変更の話から始まるため、軽い恋愛の掛け合いを期待すると、出だしは仕事上の不満が前面に出る。私は、ここを急いで飛ばすより、誰が言いよどみ、誰が落ち着いているかを追う読み方で、この作品の緊張感がよく伝わると感じた。
購入予算の考え方
続きも読むなら、1商品分だけでなく、購入する範囲の合計で予算を決めると安心です。ほかの作品も買う場合は、カート全体の金額を予定額と比べてください。予算の決め方は購入予算の考え方にまとめています。












